奄美夢島2016年度版
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旧暦九月九日、瀬戸内町諸鈍集落。平資盛を祀る大屯(おおちょん)神社で伝統芸能「諸鈍シバヤ」が演じられる。源平の戦いに敗れた平家一族は源氏の追討を逃れ奄美に渡った。そのうち資盛は加計呂麻島諸鈍に居城を構え薄幸な一生を送ったという。「諸鈍シバヤ」は、この資盛が住民との交流をのため芸能を披露したのが始まりといわれている。踊り、狂言、人形劇など十一の演目は大和文化、琉球文化の融合がみられ海の道の交流がうかがえる。演者は全て男性で女性役も男性が演じるのが特徴。開演に先立ち演者らは海岸で身を清めた後(写真D)、木の枝で囲まれた楽屋へ入る。(写真E)楽屋へは演者以外の立ち入りはもちろん、中の様子をのぞいたり、撮影する事は固く禁じれれている。独特な「紙面(カビディラ)」をかぶる神聖な場所なのだろう。翁にふんした演者が現れ、口上で各演目が始まる。(写真F)国指定重要無形民俗文化財。諸鈍シバヤThe traditional eventsin amami神々と人々と「奄美の伝統行事」08Yume-ShimaDEF

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