奄美夢島2016年度版
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06Yume-Shima旧暦八月初丙の日、龍郷町秋名集落。早朝に「ショチョガマ」、夕刻に「平瀬マンカイ」(次ページ参照)が行われる。これらは稲の豊作を祈り、感謝をするアラセツ(新節)行事だ。夜明け前、太鼓の音が鳴り響き集落の男達が山の中腹に集まりはじめる。そこには3メートルはあろうか、太陽の登る方向に向かってわらぶきの片屋根が。やがて、宮司が稲魂を招く祭司を行い、男達は片屋根の上へ。(写真A)太鼓の音にあわせて「ユラ!メラ!」の掛け声とともに幾度となく片屋根を左右にゆり動かす。その声や動きは徐々に熱気を帯び、やがて夜明けと共に片屋根が大きく傾きはじめる。(写真B)ついには音をたててくずれおち、祭りは最高潮を迎える。(写真C)この時、倒れる方位によって豊作の吉凶を占うのだ。南に倒れると豊作の知らせだという。その後、倒れた片屋根の上で人々は八月踊りを舞い豊穣を祈る。(写真D)国指定重要無形民俗文化財。The traditional eventsin amamiニャーダマABCD神々と人々と「奄美の伝統行事」

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